看護師 Sさん

タテ、ヨコ、ナナメのコミュニケーションが
構築されています

サンシティではその方らしい個性を大切にしたパーソナルケアに力を入れていて、全ての部署、役割のスタッフ全員が『おもてなし係』というネームプレートを付けています。オールサンシティ(ワンチームであることを社内ではこう呼んでいます)でご入居者をお支えしていくという想いを共有して、タテ、ヨコのコミュニケーションだけでなく、部署を超えたナナメのコミュニケーションが構築されいます。

サンシティでの看護師の役割は
その方らしい生活を送るには
どうしたら良いかを考え実現すること

わたしは、ケアサービス課の看護師リーダーを務めており、主に介護棟でのご入居者の健康管理・服薬管理や、一般棟での体調不良の方への緊急対応をしています。その中で日々、「ご入居者がその人らしい生活を送るためにはどうしたらよいか」、「ご入居者のご家族が求めている生活をどのように実現できるか」を多くの職種の方とコミュニケーションを取り、共に考えながら協力し取り組んでいます。他部署や他施設への研修も積極的に参加し、自身のスキルアップを図っています。

寄り添う時間を大切にしています

様々なこだわりがあり、対応が難しいご入居者がいらっしゃいました。ご自身の思い通りでないときは、全てのケアを拒否されることもあり、居室に入る際も一呼吸おいて身構えてお声掛けしていました。ある夜、その方は病状に対する不安や辛さから寝付けないご様子でした。私はしばらく側に寄り添い、手を握って少しお話をさせていただき、その後お休みになられました。それ以来、私自身の躊躇する気持ちはなくなり、心をこめて丁寧にケアすれば心通う瞬間があることを感じました。

ご入居者に少しでも心地よい時間を過ごしていただきたいという思いを、これからも大切にしていきたいと思ったエピソードです。